美味しい知床のホッケの焼き方
知床のホッケ今回は羅臼産のホッケを使います。
知床、羅臼産は、脂の量がすごいです。
この脂をいかに落とさずに焼くかがポイントになってきます。
焼くと身の部分に脂が溜まるのでそれを逃さずに焼く!
これを注意するだけで断然美味しいホッケが焼きあがります。
まず、知床うまいぜのホッケは冷凍状態でご家庭に届きます。
できれば、冷蔵庫でゆっくり解凍してください。
キャンプに行く際は、しっかりクーラーボックスもしくは発泡スチロールに入れて持ち運んでください。
その時は、氷も多めに入れておくと冷蔵庫に入れた状態に似た解凍ができます。
常温で解凍が一番おすすめできません。焼き上がりに身のパサパサ感を感じてしまいます。
では、焼き方です。
ここでは、炭で焼く場合と家庭用コンロで焼く場合をご紹介します。
まずは、炭!
やっぱり炭火で焼くとほんと美味しいんですよぉ。旨さが断然違います。
海は身から、川は皮から。
という言葉があります。
海の魚は身から焼き、川の魚は皮から焼く。
ただ一概にそうとも限らないので注意です。
炭火で焼く場合は、身から焼きます。
炭は、火加減が一定ではないのでその時によって焼く時間はまちまちなのでご注意を。(目安は、3~5分くらいかな)
大体身が茶色くなってきて焦げ目がつきそうになったくらいが、返し時。
慣れないうちは、ちょくちょく身の部分を注意して見ていましょう。
ただし、時間をかけすぎて焼くと脂が下に落ちてしまうので、弱火はあまりおすすめできません。
あとは皮がパリパリになったら食べどき。(目安5~10分)
きちんと焼けたホッケは、箸でつつくと皮から身がホロホロと取れます。
取りづらいのは、まだ焼け切っていません。
これで脂の乗った本当に美味しいホッケが味わえます。
次は、家庭用コンロで焼く場合。
これは、先ほどの海は身からを無視します。
皮面を上に向けてセッティング。
トレイに多めの水を入れてください。これで焼き上がりがふっくらします。
コンロの火が上から出ていると思いますが、まずは強火で一気に皮を焼きます!
目安は、3分~5分。
皮部分側の身が焼けるイメージです。
これでまだ脂ができきっていない状態なので、下に逃してしまうことはありません。
皮に焦げ目がついたら返し時。
次は、身を上に向けて中火にします。
ここでじっくり焼くと脂がじわじわと出てきまして身に染み渡ります。
目安は5~8分。
すごい脂の量でしょ?
コンロで身から先に焼いてしまうと、折角の脂がひっくり返した時に
全部落ちちゃいます。
美味しいホッケだってパサパサになっちゃいます。
これじゃもったいないです!
冒頭で述べた脂をいかに逃さずに焼くかを考えれば、
臨機応変に美味しいホッケが焼き上がります。
ではまた。